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vol. 2 面接の流れをもう一度整理!


言葉づかいや礼儀作法について、他人からうるさく言われるのが嫌いな方も多いと思います。ただ、思い出してみてください。皆さんにうるさく言っていた“最初の人”はどなたでしたか?
親御さんなど、あなたのことを親身に考えてくれている人が多かったのではないでしょうか。マナーというのはそれほど大切なものなのです。
ましてや面接とは、初対面の人間が数分間から数十分間、お互いの意思と将来性を確認しあう場所です。

経験豊かな面接官は、その人の顔を見て二言三言交わしただけでどんな人かを即座に判断すると言います。
その判断材料の一つが、いわゆる 「礼儀・マナー」 であろうことは想像に難くありません。

席に着くまでの数秒間であなたの印象は決まる

ここで具体的な面接の流れと、心がけるポイントを整理しておきましょう。

■面接会場到着~入室
  • 1.面接時間の10分前までには到着しておくこと。
    受付や案内してくださる方にも挨拶やお礼を言いましょう。
    すでに面接は始まっています。
  • 2.面接が始まるまでは、用意された控室で待つこともあります。
    時間に余裕があれば、鏡で髪型や服装が乱れていないかチェックしておきましょう。
■入室から退室まで
  • 1.順番が来ると、名前や「どうぞ」と呼ばれます。
    返事をしてから、扉がある部屋の場合ゆっくりと2回ノック。
    部屋の中からの返事を確認してから入室しましょう。
    ドアを閉めるときは、自分のお尻を面接官の方に向けないようにしましょう。
  • 2.ドアがなければ、入口から一歩入ったところで「失礼いたします」と言ってからおじぎをします。「おかけください」と言われてから着席しましょう。
■面接
  • 1.猫背にならないよう、背筋の伸びを意識してください。
    受け答えはできるだけイキイキとした表情で、面接官の目を見て話しましょう。
    目を合わせるのが苦手な方は口元を見るのもいいと思います。
  • 2.話す内容はもちろんのこと、表情にメリハリをつけるようにしましょう。
    自分の話をするだけでなく、面接官の言葉もしっかりと聞くように
    意識してください。
■面接終了
  • 1.「以上です」と言われたら、座ったまま「本日はありがとうございました」と、
    まずは面接の機会をもらったことへの感謝を述べます。
  • 2.それから立ち上がり、椅子の横で「失礼いたします」と言ってからおじぎ。
    ドアの前で面接官の方に向き直り、再び会釈をしてから退室します。

以上は代表的な面接の流れですが、場合によって細かなところは変わってくると思います。ただ、失敗する面接の典型的なパターンは、マナーや心構えができていないことにあります。こうしたそもそもの“基本”ができていないと、せっかくの出会いや時間が無駄になってしまいます。

どれほど有能でも、失礼な人はお断り

評価のポイントは「容姿・態度・積極性・明朗さ」など。面接官はあなたの人柄、資質を見ています。「一緒に働きたい」と思ってもらうには、 素直さや爽やかさ、そして礼儀正しさをアピール しましょう。
誰もあなたの“立派な答え”を求めていません。合否の基準は、他にあります。

【今回のポイント】
礼儀・マナーは難しくない。

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