IoT技術とは|意味・活用事例を紹介

IoTとは?意味・技術の活用事例を簡単に解説
<IoT技術とは>
近年、よく聞くようになった言葉の中で、特に身近になってきたのが「IoT」です。
IoT技術とは、「Internet of Things」の略称で、意味は「モノのインターネット」。
これまではインターネットというと「パソコン」や「スマートフォン」と接続するのが当然と思われていましたが、IoTはその他のいろいろな「モノ」とインターネットが繋がる技術のことを指しています。
一般的には自動車の「自動運転」の技術。他にも「エアコンや洗濯機、冷蔵庫や電子レンジ」等の様々な家電とインターネットをつなげる「スマート家電」の言葉がIoT技術に該当します。
IoT技術は世界でも浸透しており、ドイツでは物流のリアルタイム管理を製造業に活用することを(IoTを活用した)「第4次産業革命」と位置付けています。
また、アメリカでは「Industrial Internet Consortium(IIC)」というコンソーシアム(共同事業体)が立ち上げられました。
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IoTの事例

一般的に知られているサービスとしては、象印が展開する「みまもりほっとライン」というサービス。
電気ポットがインターネットにつながっていることで、家族に電気ポットの使用状況をメールで知らせたり、1週間のポット使用状況を確認することができます。
高齢者の一人暮らしで何か変化があった場合にすぐ気づけるようにするサービスとして展開されています。
②Amazon
「Amazon Alexa」「Amazon Echo」という製品を開発し展開しています。AlexaはAmazon製品を音声で操作することができるようにするサービスでAmazon Echoは音声認識ツールです。
これを組み合わせることで、天気予報のチェックやニュースの読み上げ、様々な機能の起動が音声で操作できるようになっています。
③Apple
「D-Link Omna 180 Cam HDカメラ」等の製品などをつくっていて、「人がカメラの前を通過したことを感知する機能」があります。
防犯などで使われる「人が近づくと照明をつける」機能も備わっています。
暗闇の中でも映し出すことが可能なので、監視カメラ・防犯カメラとして活用される場合もあるようです。
身近なところで使われているIoT技術の活用事例

<エアコン>
長時間閉めきった部屋は室温が上がっており、帰宅直後に部屋が冷えるまでの時間がつらいですよね。
そういった生活の悩みを解決する技術としても活用されています。
外出先からスマートフォン操作で温度調整やON・OFFをすることが可能な製品があります。
<外出時のペットの様子を確認できるカメラ>
自宅で留守番をしているペットの様子が心配、という方のために開発されたペットの見守りサービスがあります。
室内をカメラで確認できるようにして、それをスマートフォンで閲覧することが可能です。
<照明器具>
エアコンに近い機能で、外出先からでもON・OFFが可能なサービスもあります。
例えば防犯上の問題で、自宅に入る前から照明をつけておくことで、家に誰かがいるように見せることができます。
女性の一人暮らし等で活用される場面があるでしょう。
<基礎体温計>
オムロンで開発された商品では「体温計」と「スマートフォンアプリ」を連動させ、自動でデータを保存できます。
記入する必要がなく、PDF出力も可能なため、診察でも活用できるサービスです。
よくある質問
- IoTとはどんな意味ですか?
- IoTとは、「Internet of Things」の略称で「アイオーティー」と読みます。
日本語では「モノのインターネット」と訳されています。
IoT技術は、これまで一般的だったPCやスマートフォンだけではなく、身近にある様々な「モノ」とインターネットが繋がる技術のことです。 - IoTの活用事例はありますか?
- 上記でも紹介していますが、以下のような導入事例があります。
様々な分野で活用されており、生活に密接した技術と言っていいでしょう。
①象印
「みまもりほっとライン」というサービス。電気ポットがインターネットにつながっていることで、家族に電気ポットの使用状況をメールで知らせたり、1週間のポット使用状況を確認することができます。
高齢者の一人暮らしで何か変化があった場合にすぐ気づけるようにするサービス。
②Amazon
AlexaとAmazon Echoを組み合わせることで、天気予報のチェックやニュースの読み上げ、様々な機能の起動が音声で操作できるようになっています。
③Apple
防犯などで使われる「人が近づくと照明をつける」機能も備わっているカメラを展開しています。
暗闇の中でも映し出すことが可能なので、監視カメラ・防犯カメラとして活用される場合もあるようです。 - IoTの読み方
- Internet of Thingsの頭文字をとった略語で、読み方はそのまま「アイオーティー」です。
- IoTとICTの違い
- IoTとは、Internet of Thingsの略称です。(モノのインターネット)
スマートスピーカーやネットワークカメラ等に代表されます。
ICTとは、Information and Communication Technologyの略称です。(情報通信技術)
SNS等に代表されるようなIT技術をコミュニケーションに活用する事です。
>>ICTとは?意味・技術の活用事例を簡単に解説
-
生活に大きな変化をもたらすであろう自動車の自動運転
ドライバー不足や人口減少に悩まされる地方での活用等、様々な場面で活躍が期待されているのが自動運転の分野です。
倉庫などの荷物運搬等で使われるものもありますが、これも自動運転技術と考えていいでしょう。
IoT技術の中で、最も有名なものがこの自動運転の技術ではないでしょうか。
自動車メーカーは各社が自動運転技術の開発を進めており、中には既に商用車として販売されているものがあります。(ドライバーが運転のサポートを行うこと、という法律に基づくもの)
まだまだ事故の発生等もあり「完全な自動運転」の実現は難しい状況ですが、開発には時間がかかりますし、様々な課題を解決する時間があると考えることもできます、法整備等も含めて、将来的には多くの場所で活躍する技術になっていくでしょう。
※また、駐車場の事故を減らすために「駐車場での自動駐車」を開発する動きもあります。(ロボットタクシー会社を設立したZMPと駐車場を運営するパーク24の共同開発) -
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この記事の監修・著者プロフィール(株式会社クリエイト Webマーケティング担当)
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