塗装の転職・正社員求人

塗装工になるには、塗装を取り扱う会社に就職するのが一般的です。採用試験では、基本的に書類選考および面接が行われます。採用試験では、力仕事である塗装の仕事をこなせるか、周りとうまくコミュニケーションを取る能力があるか、独り立ちできるまで数年かかるが下積み期間を耐え抜けるか、などがチェックされます。

就職後、「見習い」からスタートし、運転や掃除、運搬など、細かい業務が最初の仕事となります。しばらく見習いとして下積みをして、時期が来れば本格的に「塗装」へ携わる流れです。

建築塗装の仕事は、未経験でも転職できます。未経験者歓迎の求人も多数あるので、求人情報をよく確認してみるといいでしょう。塗装工として働くうえで必須の資格などはないため、大きなハードルはありません。学歴や年齢、資格などもほとんど不問とされています。
体力とモチベーションがあれば、塗装工として働くことができるでしょう。塗装にまつわる細かいノウハウや技術は、現場を経験する中で覚えていくことが多いです。

とはいえ塗装の専門学校もあるので、卒業していれば現場では重宝されるでしょう。また、国が主導している「職業訓練校」でも塗装の知識を実戦形式で学べます。未経験で飛び込むことが不安なら、こういった形で教育を受けるのもおすすめです。

塗装の仕事に就くうえで、必ずしも必要な資格やスキルはありません。スキルについては現場で働いて覚えていくのが一般的です。しかし自身のスキルを証明するためにも、将来的には関連資格を取得しておきたい方もいると思います。

塗装工のポピュラーな資格として、「塗装技能士」が挙げられます。塗装技能士には3級から1級があり、級によって受験資格が異なってくるので注意しましょう。資格を保有していれば、各種手当の付与や昇給など待遇に影響することもあります。

そのほか、以下のような資格も、塗装工として働くうえで役立ちます。
・足場の組み立て等作業主任者技能講習
・有機溶剤作業主任者
・特定化学物作業主任