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step3いよいよ面接。その前に…

vol. 5 その会社だけのポイントを探す


採用担当者の立場からすると、自社のことをあまりよく調べずにくる人は一目瞭然です。「私だからこそできること」「この会社でしかできないこと」をアピールしなければ、 「なんでうちに来たの?」 と思われてしまうのもしかたないでしょう。

同業のA社、B社とは何が違うのかを言えるように

そこで面接前に、その企業だけ持つオリジナルの魅力を見つけましょう。会社のホームページ、発行物、採用情報などをひと通り調べれば、この会社がどんなことを事業の主軸として進めているか、職場環境や働く人の雰囲気、ひいては求める人材像が見えてくるはずです。

そこで見えてくるポイントの中から、同業他社と違うオリジナルのポイントを探してください。 同じようなビジネスを行っている企業とは何が違うのか? 会社としてはそこで差別化を図っているわけですから、これからの活躍を期待している人(あなた)に、入社前にその点を指摘されると、「おっ、この人はちゃんとうちの会社のことを調べてきてくれているな」とうれしいものです。

そこで、 身近な人に志望企業のことを説明してみる ことをオススメします。親や兄弟、友達に、「いまアプローチしている○○という会社はね」と教えてあげてください。

事業内容は? 規模は? クライアントは? 今後の成長性は? 考えられる課題点は? そして自分がその会社でどのような存在になりたいのか? 会話の中から新たに知りたいこと、調べておきたいことも出てくるでしょう。その会社をまったく知らない人でも、「なるほど」と言ってもらえるぐらいしっかりと話せるレベルまで調べておきましょう。

会社のホームページで不明な点をなくしておく

就職活動にしても転職活動にしても、希望する1社にだけ集中してアプローチできればよいのですが、現実的には同時に複数企業を就職先候補に挙げている方がほとんどだと思います。
そういう方でも、できるだけ1社1社を見るようにし、その会社のことを時間をかけて 「理解する」 ように心がけましょう。ただ単純に表面的な知識として「覚える」のではありません。会社の特性をしっかり理解しておけば、面接で聞かれる応用的な質問にもちゃんと対応できるはずです。

そのためには多角的にその会社を見ることが一番です。業界研究本でその会社がやっているビジネスをおおまかに理解する。出稿中の求人サイトをチェックし、これからの展望や社員の声を集めておく。ホームページを見てわからない単語があれば調べる、関連会社やライバル会社と見比べてみる……などです。
ホームページは会社の顔です。そこに書かれている内容が、自分の言葉で理解できていれば、まずは安心でしょう。

【今回のポイント】
企業が何をやっているか、自分の口で語れるように

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