インターンシップのメリット|就職活動に有利
インターンシップとは?給料は出る?|メリットは就活に有利になること
インターンシップとは職業体験・就労体験のことで、社会人になる前に試しに働くことです。
企業側が学生に職業体験の場を提供することで、学生は参加して就職前に社会人がどのように働いているのか体験することができます。
インターンシップには様々な種類があり、「通常業務を体験するもの」から「研修のような形で用意されたプログラムに参加する」タイプもあります。
(企業のサービス内容によっては個人情報や機密情報を取り扱う場合もあり、具体的な仕事に触れてもらうことが難しい場合があります。そのための回避策として、1日や短期のプログラムを用意して、「企業の説明会の補足」のような形で体験してもらう手法も増えてきました)
現在は「お仕事を体験する場」から「就職活動の第一歩」のようにとらえられていて、就活へのステップとしてインターンに参加する場合が多くなっています。
就職活動に向けた経験として役立ちますので、できるだけ制度を利用して参加できるように応募するのがいいでしょう。
インターンとは?
多くの企業が行っている制度ですが、大手企業では特に活用されています。
就職活動を行う学生にとっても、就職したい大手企業へ少しでも間近で見ておきたいでしょうから、博報堂やオリエンタルランド・伊藤忠商事・ANAやJTB・トヨタ自動車・サントリー・花王・三菱東京UFJ銀行・三井住友銀行・三菱商事・ソフトバンク・野村総合研究所のように人気の高い企業は応募が集まりやすい傾向があります。
インターンシップのメリットとは?
「イメージしていたものと違った」という事もあるでしょうから、興味のある業界についてはできるだけ直接見ておくためにも積極的に参加した方がいいでしょう。
特に就職したいと思っている大手企業があれば、実際に社内を見て働くことができるというのは、とても良い判断材料になります。
実際にその仕事で働く人たちを見ることで、就職前にレベルの高い人達を見て今までになかった視点でその会社や仕事を捉えることができるようになります。
何も経験していない人と比べて意識の違いは大きくなりますので、できるだけ参加することをオススメします。
また、就活の面接等でインターン経験があることは有効活用できます。
面接の場でインターン経験がある事を伝えれば、「新卒採用だけど、実際の職場体験をしている」という事は強みになりますし、企業側も「実際現場を見た上で応募してきているのだから、イメージとのズレは小さいだろう」と安心することができます。
インターンに給料は出ますか?
ただ、職場体験なので残念ながら出ない企業(無給)がほとんどです。全くないわけではないのですが、給料が出る企業は5%以下と言われていて、そこには期待しない方がいいでしょう。
給与が出る場合は企業側が「インターンの募集をしているが、全く集まらない」という場合に行うこともあるので、数%しかない給料が出るインターンシップを探したとしても、自分が求める業種ではないかもしれません。
そういった体験では就活には役立たないでしょうから、給料が出る・出ない、ということは考えずに、自分自身の興味がある分野の企業に申し込むといいでしょう。
よくある質問
- インターンシップに準備は必要ですか?
- インターンシップの職場体験プログラムは企業によって様々です。
別室でグループディスカッションを行うのか、純粋な仕事を体験し教えてもらうのか。
その手法によって心構えも変わってきますので、必ず内容を再確認しておくことをオススメします。
企業名だけを知っていても漠然としたイメージでは驚く場合もあります。
少しでも会社の事を知っておいた方が役立ちますので、企業の公式サイト等を見てどのような取り組みをしているのか、どのようなサービスがあるのか確認しておくようにしましょう。
<直前の再確認>
1)筆記用具を用意する。
2)企業までの通勤方法・交通機関を確認する。(遅れた時の為に、企業の連絡先は確認しておきましょう)
3)自己紹介を準備しておく。
概ね、就職活動の面接と大きな違いはありません。
後々の就職活動にも役立ちますので、インターンの機会にできるだけ準備しておくことをオススメします。
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企業がインターンを受け入れるメリット
インターンシップとして学生を受け入れる企業側の目的としては、以下のようなものがあります。
1)職業体験の機会を与えることでの社会貢献
2)社内の人材教育として、学生の指導を行うことでの指導力を強化しリーダーシップを養う
ただ、表向きの事情とは別に一般的には「学生を囲い込む目的」と言われています。
就活を行う際に「実際にその企業を見ている場合と見ていない場合」では、不安要素が大きく違います。
就職活動を行う学生に良い印象をもってもらえれば、自然と選んでもらいやすくなるからです。
働き手が不足している時代なので、新卒の確保は企業にとっても重要なポイントになります。
そのためインターンの制度は「就職の採用率を上げる」という就職活動を行う学生にとっても、採用する新卒の人材を確保したい企業側にとってもメリットの大きい制度になっています。 -
1日インターンは廃止される?インターンシップ制度の見直し
<問題点>
現状では8割の企業が「1日インターン」を行っているという調査結果も出ており、「職場を体験する」という本来の趣旨とはかけ離れた「会社説明会」「青田買い」の場になってしまっている。
現在のインターン制度は「会社説明会のようになっている」という現実もあり、本来の趣旨とは合わなくなってきているため、経団連と大学側での話し合いが行われています。
2020年3月、今後の行動計画として、「1日インターン廃止」を打ち出すことになりそうです。
現状の制度では平日に行われることもあって、学業を妨げる部分が無いとは言い切れません。
そのため、今後は「夏休み」「春休み」等を活用して実施する等して、学業に影響が出ないように配慮する方針で進んでいます。 -
面接で好印象を与えるリクルートスーツの選び方
リクルートスーツでは、清潔感を重視しましょう。
面接で好印象を与えられるような着こなし方が求められます。柄があるものは好まれませんので、無地のシャツがいいでしょう。
サイズが合っていることは当然大切になるので、スーツ販売店でサイズを測ってもらうことをオススメします。
スーツの下に合わせるワイシャツは白がおすすめです。
<面接のコツ>
面接で好印象を与えるコツはまず清潔感。素直な印象を与えられるように心がけましょう。
就活においては個性を強調するのは協調性を疑われる可能性もあるので注意が必要です。
過度な装飾は避けるようにしましょう。 -
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