老健の転職・求人募集
介護老人保健施設の転職・求人募集|仕事内容を徹底解説!
<介護老人保健施設とは>
介護老人保健施設とは、要介護者が自宅に戻って生活することを目指し、介護やリハビリなどのサービスを提供する施設です。介護保険が適用される施設のひとつで、略して「老健」と呼ばれることもあります。主に在宅復帰を目的としているため、3~6カ月程度で退去することが前提とされています。
<どんな職種の人が働いているか>
介護老人保健施設では、医師や看護師、介護職員、リハビリ職員、生活相談員、ケアマネジャーなど医療系・介護系専門職がひとつのチームとしてケアサービスを提供しています。これらの専門職は互いに連携しながら仕事を行うため、それぞれの分野の垣根を超えて幅広い知識や技術を吸収しなければなりません。このほか、施設によっては薬剤師や歯科衛生士、事務職、厨房職員なども働いています。
<入居条件や入居期間>
介護老人保健施設は、
・65歳以上
・要介護認定1~5
の2条件をクリアした人が入居できます。ただし、末期のがんや脳血管疾患などの特定疾病によって介護が必要な場合は、40~64歳でも入居可能です。
また、介護老人保健施設はリハビリを主目的とした施設であるため、入居期間は基本的に3~6カ月とされています。しかし、最近では在宅介護環境の問題から、入居期間の更新を行い長期滞在する人も増えています。
<特別養護老人ホームや他の施設との違い>
特別養護老人ホームは、原則として65歳以上で要介護度3~5が入居でき、終身利用が可能な介護保険施設です。一方、介護老人保健施設は在宅復帰を目的としているため、入居期間が限られています。さらに、特別養護老人ホームと比べて、生活支援やレクリエーションよりもリハビリに重きが置かれているのも特徴です。常勤の医師やリハビリ専門職の配置が義務付けられており、看護師の人数も特別養護老人ホームより充実しています。
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介護老人保健施設スタッフの仕事内容①医師の仕事
介護老人保健施設スタッフの仕事内容②看護師・介護職員の仕事
介護老人保健施設スタッフの仕事内容③リハビリ職員の仕事
介護老人保健施設スタッフの仕事内容④生活相談員の仕事
介護老人保健施設スタッフの仕事内容⑤ケアマネージャーの仕事
老健の仕事体験談
老健の仕事・転職体験談:働いてよかったこと
(20代・女性)
介護老人保健施設は在宅復帰を目的とした施設なので、入居者がリハビリに励む姿をしっかり見守ることができます。リハビリの成果が現れ、無事に在宅復帰していく様子を見ると仕事のモチベーションも上がります。
老健の仕事・転職体験談:働いてよかったこと
(30代・男性)
介護老人保健施設では医師や看護師、リハビリ職、介護福祉士などさまざまな職種の人が働いているので、職種間の連携を感じられます。その分専門外の知識が必要になることも多いですが、幅広い知識や技術を習得できる良い機会だと思っています。
老健の仕事・転職体験談:たいへんだったこと
(40代・女性)
以前働いていた特別養護老人ホームでは、看取りまでじっくりと利用者様と関わることができました。しかし、介護老人保健施設は在宅復帰を前提としているため、利用者の入れ替わりが激しく時間をかけて向き合うことができません。退去時には寂しさを感じてしまい、気分が落ち込むこともあります。
よくある質問
- 介護老人保健施設で働くのはどんな人が向いている?
- 在宅復帰を目的としている施設なので、リハビリによる回復をサポートしたい人、入れ替わりの激しい環境に対応できる人が向いています。また、自分のことは自分でしたいという利用者も多いため、介護業務の身体的負担も小さくなる傾向があります。入居期間が限られており看取りがないため、精神的な負担が心配な人にもおすすめです。
- 介護老人保健施設で働く上で注意するべきことは?
- 介護老人保健施設は在宅復帰のためのリハビリに重きが置かれてるため、他の施設に比べてレクリエーションが少ない傾向があります。そのため、時間をかけてじっくり利用者と向き合いたい人やイベントを楽しみたい人は物足りなさを感じるかもしれません。また、介護老人保健施設のうち約75%が医療法人による運営で、医療系スタッフが多いことから、他の介護施設よりも医療の毛色が強くなっています。そのため、他の介護施設から転職した場合は、考え方の違いに戸惑う可能性もあるでしょう。
- 介護老人保健施設で働くスタッフの給与は?
- 介護老人保健施設は国からの補助金があるため経営が安定しており、給与や手当、福利厚生が充実している施設が多いです。厚生労働省の「平成30年度介護従事者処遇状況等調査結果」によると、介護老人保健施設を含む7施設の平均給与(手当、賞与込み)は、介護職員で300,970円、看護師で372,070円、リハビリ職で344,110円となっています。施設の種類によっても給与に違いがあるため、詳細は各募集要項をしっかりと確認してください。
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介護老人保健施設で働くメリット①入居者の在宅復帰をサポートできる
介護老人保健施設は、介護を必要とする高齢者が自宅に戻って生活できるように、介護やリハビリなどのサービスを提供する施設です。在宅復帰という明確な目的のもと、入居者がリハビリに励み回復していく姿を見守ることができます。リハビリを終え退去していく入居者を見送ることで大きなやりがいを感じられるでしょう。
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介護老人保健施設で働くメリット②各分野の専門スタッフとともに学べる
介護老人保健施設は、介護職だけでなく、医師や看護師、リハビリ職などさまざまな医療系スタッフが活躍しています。各分野の専門家が連携を取ながら業務を行うため、他職種の専門知識も学ぶことができます。介護・医療の垣根を超えて幅広い知識や経験を積むことで、スキルアップにつながるでしょう。
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介護老人保健施設で働くメリット③多くの入所者との出会いを経験できる
在宅復帰することを前提としている介護老人保健施設では、ほかの介護施設と比べて入居者の入れ替わりが激しいという特徴があります。退去者が多くて寂しさを感じる人もいますが、逆に考えれば多くの入居者と出会えるということです。新しい入居者との出会いやコミュニケーションが好きな人にとっては最適な環境と言えます。
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この記事の監修・著者プロフィール(株式会社クリエイト Webマーケティング担当)
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