土木工事の仕事内容を徹底解説!転職や求人応募に役立つ資格を解説

土木工事の仕事内容を徹底解説!転職や求人応募に役立つ資格を解説

土木工事の仕事内容を徹底解説!転職や求人応募に役立つ資格を解説

土木工事の作業者は、災害から人々の命と財産を守り、インフラをつくって社会と経済と生活を支えています。
本記事では、土木工事の魅力や必要な資格などを解説します。
転職の体験談についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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土木工事とは

土木工事は、土石や木材、鉄材、コンクリートなどを使って道路やダムなどを作ります。
詳しくみていきましょう。

【災害から人々の命と財産を守る仕事】
自然そのものの環境は往々にして人に危害を加えます。
例えば、自然災害の1つである洪水が発生すると、大雨が降って川が増水し人々の生活を脅かす可能性があります。
そのため、防波堤や堤防をつくり、土砂崩れが起きそうな山を崩して被害が及ばないようにします。

【生活を豊かにする仕事】
土木工事は、豊かな生活や効率的な経済、安心安全な社会の基盤をつくります。
例えば、川に橋をかけるのは、橋によって人や自動車などが効率的に移動できるようになるからです。
その他にも、山のなかに大量のコンクリートと鉄筋を使ってダムをつくることで、水量をコントロールして下流の川が氾濫しないようにしたり、発電したりできます。
土木工事がどれだけ人々の生活を豊かにしているかは、橋やダム、道路がなかったらと想像すると理解しやすいでしょう。

土木工事で作るもの

ここでは、土木工事で作るものや行う工事を紹介します。

【道路建設】
道路建設は、市街地の道路や高速道路をつくる仕事です。
また橋やトンネルづくりも道路建設に含まれます。
道路は交通インフラの要であり、生活、経済、社会になくてはならないものです。

【橋梁工事】
橋梁工事は橋をつくったり修理したりする仕事です。
橋には道路用のほかに鉄道用や歩行者用もあります。

【地盤改良】
地盤改良は地盤を安定させるための工事です。
不安定な地盤に砂や石、セメントなどを流し込むことで、地盤沈下を予防できます。
また杭を地面に打ち込むことで巨大なビルを支えられる強固な地面にすることができます。

【ダム】
ダムは河川の流れを制御して水源を確保するためにつくります。
山と山の間の谷に大量のコンクリートを流しこんでつくるダム工事は、典型的な土木工事といえるでしょう。

【港湾工事】
港湾工事では、港湾施設、船着場、埠頭などをつくります。
防潮堤は洪水や高潮から地域を守るための設備です。

【下水道】
下水道は、建物内にあるトイレなどから排出される汚物や汚水を、密閉空間を経由して下水処理施設に移動させる設備です。
下水道のおかげで人々は汚物や汚水に含まれる毒に触れずに済みます。
そのほかにも土木工事では、廃棄物処理施設、空港、鉄道路線、パイプライン、発電所、海底ケーブル、防災施設などをつくります。

土木施工管理技士とは

土木工事は資格を持っていなくても従事できますが、資格を持っていると就職が有利になり、キャリアアップできるなどのメリットがあります。
ここでは、土木工事業界で最も使える資格である、土木施工管理技士を紹介します。

【土木施工管理技士を取得するメリット】
土木施工管理技士は、土木工事の現場監督になるときに必要になる国家資格です。
土木工事の仕事で上位職種を目指すのであれば必須の資格といえるでしょう。
土木施工管理技士には1級と2級があります。

【受験資格】
土木施工管理技能検定には受験資格があり、誰でも受験できるわけではありません。
受験資格の内容は学歴や実務経験によって異なり、以下のとおりです。

2級土木施工管理技術検定の受験資格
・大学卒業者の実務経験:指定学科卒者は1年以上、指定学科以外卒者は1年半以上
・短大や高専などの卒業者の実務経験:指定学科卒者は2年以上、指定学科以外卒者は3年半以上
・高校などの卒業者の実務経験:指定学科卒者は3年以上、指定学科以外卒者は4年半以上
・その他の卒業者:実務経験8年以上

1級土木施工管理技術検定の受験資格
・大学卒業者の実務経験:指定学科卒者は3年以上、指定学科以外卒者は4年半以上
・短大や高専などの卒業者の実務経験:指定学科卒者は2年以上、指定学科以外卒者は3年半以上
・高校などの卒業者の実務経験:指定学科卒者は3年以上、指定学科以外卒者は4年半以上
・その他の卒業者:実務経験15年以上
・2級合格者

高学歴者のほうが受験資格の実務経験年数が少なくなっていることがわかります。
なお上記の規定は一部であり、さらに細かいルールが設定されています。

【試験内容】
1級は、第1次検定と第2次検定があり、両方に合格する必要があります。
2級は、第1次検定に合格すると2級土木施工管理技士補になり、所定の期間の実務経験を積んだあとに第2次検定を受け合格すると2級土木施工管理技士を取得できます。
試験の内容は、土木工学、施工管理法、法規などになります。

土木工事の仕事体験談

土木工事の転職体験談|働いてよかったこと

土木工事の転職体験談|働いてよかったこと
[30代 女性]

父親が土木関係だったので、違和感なくこの業界に入りました。
大学では工学部土木学科に所属して、新卒で今務めている建設会社に入社しています。
入社以来、ダムの設計の仕事をしています。
設計は、ほとんど事務所内で仕事をするのですが、現場に出向くことも珍しくありません。
入社したてのころは男性社会に戸惑うところもありましたが、今は土木工事業界全体で女性を歓迎していて、女性の作業者さんも珍しくないですよ。
大きなものをつくっている現場に関わっていることがこの仕事の魅力ですね。

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土木工事の転職体験談|働いてよかったこと

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[20代 男性]

早く稼ぎたいと思って、高校を卒業してすぐに土木現場で働き始めました。
賃金が高いところを探して、今のダムをつくる会社に就職したんです。
ダムの建設現場は山のなかにあって、一度入るとしばらく街中に出られないこともありますが、出張手当が出るので集中して稼ぐことができて嬉しいです。

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土木工事の転職体験談|働いて大変だったこと

土木工事の転職体験談|働いて大変だったこと
[40代 女性]

大学工学部を出てゼネコンに就職したら土木現場に回されました。
ついこの間まで「なんで女性がここにいるんだ」という状態で、とくに女性用トイレがないことが困りましたね。
女性はパワーがない分、知識、段取り、コミュニケーションなどで挽回する必要があります。
土木施工管理技士と技術士を取得して管理職になり、現場監督を務めています。
知識と資格と実力があると性別に関係なく責任あるポジションに就けるところがこの仕事のよいところですね。

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よくある質問

土木施工管理技士の難易度は?
土木施工管理技士の合格率は、2級の1次検定が約7割、2次検定が約4割です。
1級は1次検定が6割、2次検定が約3割です。
合格率は意外に高いと感じるかもしれませんが、土木施工管理技術検定は、受験資格で実務経験が必要になるなど、土木工事に精通した人が多く受験しているので、その割には低率とみることもできます。
土木施工管理技士の難易度は高めと考えておいたほうがよく、受験対策は必須です。
土木工事の仕事の大変な点は?
土木工事は戸外での仕事になり、なおかつ力仕事なので、どちらも苦手な人にはつらいでしょう。
労災の可能性もあり、大きな事故になると命に関わる恐れもあります。
国をつくることに意義を感じていないと、より強く大変に感じるかもしれません。
しかし大変だからこそ、災害から人々の命と財産を守るという重大な仕事を遂行できるのです。

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  • 土木施工管理技士以外に持っていたほうがよい資格

    土木施工管理技士以外の土木工事関連の資格を紹介します。

    【技術士】
    技術士は産業に必要な技術者を育成するためにつくられた、文部科学省が所管する国家資格です。
    技術士には機械部門、船舶・海洋部門、化学部門など21の部門があり、このうち土木工事関連には建設部門、上下水道部門などがあります。
    難易度が高い資格ですが、それだけにキャリアアップには有利に働くはずです。

    【建設機械施工管理技士】
    建設機械施工管理技士は、土木工事、舗装工事、とび工事などに従事する人のための国家資格です。
    建設機械施工管理技士は、土木工事を含む建設工事の機械化施工に従事する技術者の証となります。

    【コンクリート診断士】
    コンクリート診断士は、コンクリートや鉄筋などの診断における計画、調査・測定、管理、指導、判定などに関係する資格です。
    コンクリート診断士は民間資格ですが、公益社団法人日本コンクリート工学会という土木工事に深く関わっている団体が運営しています。

    【測量士】
    測量士は、測量士となるのに必要な専門的学識と応用能力を有することを証明する国家資格です。
    測量士は測量法に則った測量計画を立てて現場で測量する作業者で、土木工事で欠かせない仕事です。

  • 土木工事に向いている人

    土木工事の仕事には魅力がたくさん詰まっている一方で、大変なことも多く、人によって向き不向きがある仕事といえます。
    どのような人が土木工事に向いているのかみていきましょう。

    【国を守る大きな仕事をしたい人】
    国を守るという大きな仕事をしたい人は土木工事に向いています。
    土木工事は地球や国土を相手にするため、大きな仕事といえます。
    そして人々の命と財産を守る貴い仕事でもあるので、土木工事の仕事に興味のある人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

    【現場で働きたい人、戸外で作業したい人】
    土木工事現場の雰囲気が好きな人や、戸外での作業が好きな人は、土木工事に向いています。
    土木工事現場では多くの作業者が行き交い、大きな建機がとおり、大量の資材が置かれています。
    オフィスやパソコンでの作業より、体を動かしながらの作業が好きな人は土木工事に向いているでしょう。

    【向上心がある人、キャリアアップを目指している人】
    土木工事業界はキャリアアップのチャンスが多いという特徴があります。
    実力と知識を身につけて資格を取れば、現場監督になることも、さらに上位職種に挑戦することもできます。
    現場の雰囲気が好きで向上心がある人は、土木工事の会社を就職先・転職先の候補に入れてもよいのではないでしょうか。

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