有料老人ホームの看護師求人・転職

有料老人ホームで働く看護師の求人|転職状況や未経験での就職について

有料老人ホームで働く看護師の求人|転職状況や未経験での就職について

介護業界の求人は売り手市場であり、今後もその傾向は続く見込みです。
令和2年5月時点での介護サービスの有効求人倍率は4.15倍でした。
さらに有料老人ホームでは医療行為の需要が増しており、それに伴って看護師も必要とされています。
こうした背景から、有料老人ホームにおける看護師ニーズは高く、転職しやすい状況であると言えるでしょう。
老人ホームでは病院看護師と同様の医療行為や場合によっては介護を行います。
そのため有料老人ホームでの就業経験がなくとも、就職や転職はしやすく、業務でも困ることはほとんどありません。

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有料老人ホームで働く看護師の仕事内容

有料老人ホームで働く看護師の仕事内容

有料老人ホームで働く看護師の仕事内容は、入居者の健康管理がメインです。
そのため医療機関で働く看護師に比べると、業務負荷が軽い点が特徴です。
具体的な仕事内容は多岐にわたるため、下記で医療行為と介護行為に分けて、有料老人ホームで働く看護師の仕事内容を詳しくみていきます。

【医療行為】
バイタルチェック、血糖測定/点滴、注射/服薬管理/胃ろう、腸ろう管理/経管栄養/痰吸引/爪切り、爪やすり/点眼/酸素療法の管理/感染管理や看取り対応の指導 など

医療行為は、基本的に医師と看護師しか対応できない仕事です。
日常生活における健康チェックや医療処置をはじめ、緊急時には医療機関とのスムーズな連携も求められます。
日々入居者に異変がないかを確認し、必要に応じて適切な処置をする対応力が必要です。
介護職員や医療機関、入居者のご家族など多方面と連携し、入居者の健やかな生活に欠かせない業務を行います。

【介護行為】
食事、入浴、排せつ等の介助/体位変換や姿勢変換/移乗、通院介助/服薬介助/レクリエーションの企画、運営 など

介護行為に関しては看護師だけの特別な仕事があるわけではなく、一般の介護職員と同様の仕事内容となります。
メインの仕事は医療行為であり、介護行為は必要に応じて対応します。
介護の方法は要介護度に応じて入居者ごとに異なるため、ニーズに合わせた柔軟なケアが求められます。

有料老人ホームの種類と看護師の役割

有料老人ホームの種類と看護師の役割

有料老人ホームは「介護」「家事の供与」「食事の提供」「健康管理」のうちいずれか1つ以上のサービスを提供している、民間の高齢者向け居住施設です。
ここでは有料老人ホームの種類別に、看護師の役割をお伝えします。

【介護型】
介護型の有料老人ホームは「介護付有料老人ホーム」とも呼ばれます。
介護保険制度上の「特定施設入居者生活介護」に位置付けられた、都道府県の認可を受けている施設です。
基本的には要介護5の方まで入居でき、終の棲家となる可能性もあります。

介護型有料老人ホームに務める看護師は、他の有料老人ホームに比べ医療行為や介護行為の割合が多い点が特徴です。
また終の棲家となることから、看取りの対応も多くなります。

【住宅型】
住宅型有料老人ホームでは、看護師の配置が義務付けられていません。
そのため看護師が住宅型有料老人ホームで働く場合は、併設されている在宅介護サービス事業所に勤務することが一般的です。

住宅型有料老人ホームは介護サービスが提供されない施設です。
そのため介護や看護が必要な入居者は外部の介護・看護サービスを利用します。

住宅型有料老人ホームの看護師は主に健康管理や健康相談などの役割を担うでしょう。

【健康型】
健康型有料老人ホームは、自立状態にある方のみ入居できる施設です。
生活支援を受けながらシニアライフを楽しむ特性が強い施設であるため、介護サービスや医療サービスは付帯しません。
そのため健康型有料老人ホームの看護師求人はほとんどないと言えるでしょう。
しかし提携するクリニックや病院の看護師として定期健診などに赴く機会はあるかもしれません。
主に健康管理や相談などの役割を求められるでしょう。

有料老人ホームで働く看護師の給料

有料老人ホームで働く看護師の給料

厚生労働省による令和2年度介護事業経営実態調査によると、介護型有料老人ホームで働く常勤看護師の年収平均は513万円でした。
同じ介護施設でも、介護老人保健施設や介護医療院で働く看護師の平均年収よりも10~20万ほど下がります。
これは入居者の要介護度が比較的低く、手当のつく夜勤や残業がない場合も多いためです。

もちろん、有料老人ホームによって給料条件や夜勤有無などもさまざまであるため人によっては平均よりも高い給料となる場合もあります。
福利厚生なども会社によって異なりますので求人をよく確認しておきましょう。

有料老人ホームの看護師の仕事体験談

有料老人ホームで働く看護師の転職体験談:働いてよかったこと

有料老人ホームで働く看護師の転職体験談:働いてよかったこと
(40代 女性)

自分の看護知識や経験を活かして入居者と深く関わることができ、入居者を愛おしく感じながら仕事に携われます。
現在勤務しているホームは夜勤やオンコールがないため、仕事と家庭・子育てが両立しやすい点も魅力です。

有料老人ホームで働く看護師の転職体験談:働いてよかったこと

有料老人ホームで働く看護師の転職体験談:働いてよかったこと
(30代 女性)

入居されている方はさまざまで、1人ひとりと信頼関係を作っていくことは大変ですが、とてもやりがいを感じます。
現場ではスタッフ同士がサポートし合い、みなさんと良い信頼関係が築けていると思います。

有料老人ホームで働く看護師の転職体験談:働いて大変だったこと

有料老人ホームで働く看護師の転職体験談:働いて大変だったこと
(50代 女性)

基本的な仕事内容は病院と同じですが、病院のように常に先生がいるわけではないので、急変時に先生を呼ぶかの判断を求められることが多かったです。
施設によるかもしれませんが、病院よりも業務の種類が多く、かといって他職種のスタッフと手分けできる内容でもなかったので大変でした。

よくある質問

有料老人ホームの看護師には夜勤があるのでしょうか。あるとしたらどれくらいありますか?
夜勤ありの求人を見ると、1ヶ月の夜勤回数は4〜5回が一般的です。
3交代制の施設では平均5.9回、2交代制の施設では平均4.4回とのデータもあります。
夜勤有無は施設によって異なりますが、有料老人ホームの看護師は夜勤なしの求人も多い点が特徴です。
老人ホームで働く看護師が持っているとよいスキルや資格はありますか。
看護師は入居者やスタッフ、医療機関や入居者のご家族など、幅広いコミュニティとの連携が必要です。
そのためコミュニケーションスキルは必要です。
また老人ホームで働く看護師は、医療行為だけでなく介護行為に携わるシーンも多くあります。
そのため介護職員初任者研修やケアマネージャー、認知症ケア専門士などの資格があると、介護への理解を深めながら業務に臨め、スキル・キャリアアップに役立ちます。

特定行為研修を修了することで得られる特定看護師も介護現場で役立つ資格です。