転職へのチケットあなたの仕事探しをナビゲート!

step4ただいま面接中…

vol. 5 希望年収を聞かれたらどうする?


年収(給与)について、入社前に確認しておくのはとても大切です。いざ働き始めてから「言ってたことと違う……」とならないためにも、面接の場でしっかり確認しましょう。

まずは「現職年収」を正確に把握すること

一般的には、履歴書に「現在の年収」と「希望年収」を書く欄が用意されているため、そのことについて採用担当者から聞かれる場合があります。突然聞かれてうろたえないためにも、まずは現在の年収を把握しておきましょう。

年収は手取りではなく額面で伝えるのが基本です。現在の会社から渡される 源泉徴収票を見ておく のが一番正確でしょう。こうして毎月の固定給を計算したら、次に賞与や残業代などの内訳も把握しておきましょう。

と胸を張って答えた金額が、実はもっと多かった、または少なかったという方もいます。面接官は「現在の年収」と「希望年収」、そして「会社として支給できる給与」のバランスを考えています。
総合的に考えていくらであればこの人を採用したいか、 この人にはいくら払う価値があるのか を判断します。
自分自身の価値を低く見積もられないためにも、「現在の年収」を把握しておくことは非常に重要です。事前に把握しておきましょう。

「希望年収」について考えておく

そして「希望年収」についての考え方は、大きく3つのタイプに分かれます。

Aの人は、ご自身が考えている希望年収額をそのまま伝えてください。ただ、主張が強すぎたり、「あくまで希望だから」といきなり数百万円アップの金額を答えるのは避けましょう。年収が高すぎると判断され、マイナスイメージを与えてしまう場合があります。これはBやCの人にも同じことがいます。
そしてBの人は「現職以上」、Cの人でもまずは「現職程度を希望します」と答えておくのがよいでしょう。ただ、年収アップが転職理由はないとはいえ、自ら進んで希望年収を下げる必要はありません。先方に低く提示されたら、それを受諾すればよいだけのことです。

なんとか内定をゲットしたいと願う人の中には、「少しでも年収を低く言った方が好印象では?」と考えてしまう人もいます。また、「最低どれぐれいの年収が必要ですか?」と聞かれた場合、“本当の最低額”を正直に言ってしまう人も。それでは生活するのがギリギリで、余裕を持って仕事に取り組むことができません。
マジメな人ほど損をしないよう、最初から希望年収は 「遠慮をしないで希望額をそのまま伝えるのがよい」 ということです。

【今回のポイント】
無理な妥協はゼッタイにしない

ページトップへ戻る

下へ