シニアの転職・正社員求人

シニアの転職・求人・仕事探し|定年後の再就職

近年、シニアの転職・シニアの求人という言葉をよく耳にするようになりましたが、シニア年齢というのは確定はされていません。一般的に企業定年の年齢が60歳くらいであることからこの前後をシニア求人と区分分けするところが多いようです。

1986年に訂正された「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」で、定年が65歳に引き上げが行われました。しかし事実上、正社員でも65歳まで勤め上げる人が少ないのが現状のようです。日本では毎年少子化が進む中、このシニア世代の求人や就業者が逆に増加しているという現象があります。

総務省統計局が実施した平成29年2月の労働力調査によると、2006年時点で55歳以上の労働者は、1,728万人でしたが、2016年では1,896万人に増加しています。10年間で168万人ものシニア世代の就業者が増加したことになります。統計にもあるようにシニア求人と区分されるのは55歳あたりからで、また企業勤めをするこの世代から転職、早期の退職などを検討し始める傾向があるようです。

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シニア世代の再就職・正社員求人はある?

シニア世代の再就職・正社員求人はある?
シニアの正社員求人は年々増加の一途をたどっています。企業を定年後も働きたいと希望する人も多いようです。2018年に行われた、シニア求人に対する意識調査では、70~74歳くらいまで働きたいと意思を示しているシニアが圧倒的に多いという結果が現れました。
労働省の企業調査では、「55歳以上の雇用を強化したい」が全体の1%、全体の23.5%が「良い人材を起用したい」とし、シニア採用に前向きな姿勢を示していることが分かっています。特に年数を要する専門知識や、長年の経験が発揮される技術職にはシニアの正社員求人や転職・就職を歓迎する傾向があります。
また管理関係の業務や、経理などの事務関係も、熟練した業務に信用が空けることから、需要の高い分野と言えるでしょう。地域的な特徴として、企業が多くあつまる都市圏にシニア求人が多く見らるようです。業種はサービス業から事務関連、交通業界や管理業務など様々な分野でシニアが活躍しています。

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シニアの転職・正社員求人で採用が多いのは?

シニアの転職・正社員求人で採用が多いのは?
業務別の企業調査で、シニア求人について、企業の63%が実際シニアを採用しているという結果が出ています。採用の多い分野には、警備、交通誘導、清掃、介護、販売、接客、コールセンター、事務、受付、データ入力という職種があるようです。
警備や交通誘導は、未経験でも採用が多く、比較的高収入にあたり人気のある求人です。警備は一般的に、ビルの防犯と防火のために設置されます。勤務は館内が多く、移動などの心配もなく安定した環境と言えます。交通誘導は、コンサート会場や工事現場などの屋外が多く、給与面も高い傾向があります。清掃は、ハウスクリーニングからオフィスビルなど多方面にわたり幅広い求人を見ることができます。介護は福祉全般でも慢性的な人員不足から需要が高くなっています。販売や接客についてはスーパーやコンビニといった系列が多く、短時間などのシフト管理も効くことから多く募集されている求人です。
他にも、事務関係のお仕事やオフィス系ではデータ入力、コールセンターのカスタマーサービスなど、要領をつかむことで経験なしでも対応できる分野でも中高年・高齢者世代の正社員求人は増加の傾向にあると言えるでしょう。

シニアの求人メリットとは?

シニアの求人メリットとは?
シニアの求人のメリットは主に、「生活の安定」「健康促進」「社交的なつながり」の3つが考えられます。長年勤めてきた会社を退職して、年金だけで生活するという経済的な不安を抱える人は多くあるようです。生活の中で経済的な余裕を確保するためにシニア求人に応募するという理由があります。
次に健康促進目的が挙げられます。会社勤めが習慣になっている多くのシニア世代は、突然勤めに行かなくなることで健康のバランスや生活のバランスを崩してしまう人もあるようです。定期的な外出の機会、仕事に行くという意識があることで、健康にも留意し、張りのある生活になるという心理的な理由も加味していると言えるでしょう。
3つ目の社交的なつながりも、健康状態と少し似た観点ですが、会社を通してコミュニケーションや社交環境にあった人が、人との交流がなくなることで孤独に感じたくないという気持ちの表れでしょう。今まで特に趣味やスポーツ、コミュニティへの参加などが全くなかった人は特にシニア求人で就業することで社会的つながりを維持できることがメリットと言えます。

シニアの求人/定年後の世代でアピールするポイントは?

シニアの求人/定年後の世代でアピールするポイントは?
シニア求人で、アピールするポイントは大きく3つあります。「専門的なスキルや知識」「コミュニケーション能力の高さ」「健康管理に留意している」です。専門的なスキルや知識は、企業に長年勤めて専門職に従事した人や、技術職を生業にしたひとを指しています。ただし、営業やサービスなどでも長く同じ業務を担当した人は、管理能力、販売能力、マーケティング能力など、資格として提示しにくい分類のものもあります。そういった能力も長年培った経験値としてアピールポイントに反映することができると言えるでしょう。
2つ目に上げたコミュニケーション能力ですが、これはまさに人生経験を証明するスキルと言ってもよいかもしれません。様々なシチュエーションに合わせたカスタマー対応や、まとめ役のポジションを任さられる人材として必要な能力です。
最後の健康管理については、年齢に関係なく健康状態は個人差があるものです。定期的な健康診断や規則正しい生活、エクササイズの習慣など、健康管理に気遣いがあるということがとてもポジティブな印象を与えると言えます。

シニア歓迎の仕事体験談

シニアの正社員求人(経歴を生かして)

シニアの正社員求人(経歴を生かして)
60代男性

60歳を目の前に、会社が子会社編成となり、人員移動が行われることになりました。新会社になれば、部署外の配置になるか減給は免れないと思い、早期退職を決意しました。半導体などのメーカー勤務だったので、長年の経験を活かして同業へ転職したいと希望していました。退職と同時にメーカー関係に応募を繰り返しました。面接にこぎつけた企業はすべて幹部の直接面談になるところが多く、心地よく話を進められました。同業の機械メーカーにほぼロスタイムなしで転職ができてラッキーでした。

シニアの転職・求人(異職種へ)

シニアの転職・求人(異職種へ)
60代男性

プロジェクトマネージャーとして海外との提携もある大きな企業で長年就業してきました。62歳になった時にプロジェクトが終了したことと、65まで再雇用で残ってもやりたい仕事がないと思い退職しました。退職すると自由な時間を持て余すようになり、3か月後就職活動を始めました。同じような商品開発ポジションは年齢的に難しく、残業がなく70まで勤めができるビルの管理会社に応募しました。やりがいという意味では物足りない気もする反面、親の介護などの心配からも条件としては申し分ない転職です。

シニアの求人(あきらめずに探してよかった体験)

シニアの求人(あきらめずに探してよかった体験)
60代女性

大学を卒業後、商社に入社をしましたが、海外出張の度に観光業界に興味を持つようになりました。57歳の時に知人の貿易商から声がかかり、商社を退職しました。紹介なので、長く働くつもりでしたが、資金繰りがうまくいかず廃業、私も職を失いました。63歳になっていたので、年金生活かとも考えましたが、観光業のことがどうしても頭から離れず、地元の観光協会の人脈を利用して念願の業界入りを果たしました。70を手前にキャリアアップを目指したく、60件以上の求人をあたりやっと転職先が決まったのです。あきらめずに探してよかったと満足しています。

よくある質問

シニアの正社員求人をどうやって探せばよい?
シニアの正社員求人の探し方は、「再雇用制度」「知人の紹介」「人材紹介会社の利用」「シルバー人材センター」の4つが挙げられます。再雇用制度とは、企業が一度退職した人材を再雇用するための制度で、通常年収が2割から3割減少するほか、ポジションも希望の部署とは限らないという条件もあるようです。知人の紹介では、ほしい人材の条件に当てはまればほぼ確実に就業できるほか、面接などの手間を省ける可能性もあります。人材紹介会社とは、民間経営の人材紹介や派遣をする仲介業で、適切な求人マッチのサポートをしてくれます。同様にシルバー人材センターでは、シニア向けの求人を多く扱っているため、希望の条件や環境の仕事を見つけやすいのが特徴です。
・注目のキーワードで仕事を探す
再雇用再就職
シニアの転職・求人は何をポイントに探す?
シニアの求人を探す際に「時間の融通」「無理をせずにできる仕事」「年金とのバランスは」などを考えておきましょう。時間の融通は、雇用形態と関連しています。正社員や契約ではなくアルバイトやパートで自由なシフトを選択できるほうが時間の融通が利きやすくなります。無理をせずにできる仕事は、体力的にも精神的にもどちらにも当てはまります。現役でバリバリというよりは第二の人生を謳歌するというスタンスがよいでしょう。年金とのバランスですが、年収が一定を超えると年金がもらえなくなるという可能性があり、収入上限にも注意を配りましょう。
シニアの求人で採用されるのはむずかしい?
シニア求人で、採用は難しいか?というとケースバイケースと言えます。新卒に注目している分野や部署への求人応募はやはりハードルが高くなりますし、体力勝負の業界でも採用に結びつかないケースもあるかもしれません。しかし、経験を活かした技術職や管理職、事務系の専門職では年齢に関係なく需要があります。また正社員では雇用を見合してもパートとしてベテランを起用するなどの起業も多くあります。シニア求人では、正社員よりもパートや契約のほうが採用されやすい市場でもあります。業態の特徴などもよく理解していることでより良い採用につながりますので、日頃の情報収集にも注目してみましょう。
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  • シニア世代の再就職で年金はどうなる?

    シニア世代の再就職で年金はどうなる?

    シニアの求人では、年金がどうなるかとご心配の方もいらっしゃるでしょう。60歳を超えると年金対象者になりますので、厚生年金をもらいながら就業をお考えの人は注意が必要です。在職老齢年金という制度によって、年齢枠に定められた就業者が年金と報酬を受ける場合、一定条件によって年金が減額、もしくは停止される場合があります。
    厚生年金に加入の60歳から65歳未満の就業者は、年金(基本月額=年金年額を12で割った金額)と
    給与(総報酬月額相当額=毎月の賃金+年間賞与を12で割った金額)の合計金額が、28万円を超えてしまうと、この規制の対象となります。また65歳以上の人では、同様の計算式で求められた合計が47万円を超える場合は、この制度の対象となり、年金減額、あるいは高額所得者として年金停止となります。

    この制度で規制を受けないための寳保としては「正社員の4分の3日の就業日数に収める」「個人事業者の元で就業する」「厚生年金加入義務の無い小企業で就業する」の3つがあります。
    1つ目は、正社員と同じ日数の勤務では、年収だけで規定を超えてしまうため、調整が必要となります。2つ目の理由では、個人事業者は厚生年金制度を雇用者に提供する必要がないため、基本的に国民年金となります。そのため規制の心配はありません。3つ目のケースは、雇用が5人を超えない場合厚生年金をかけないで済むため、小規模の会社での就業では、この規定外となります。

  • シニア世代・定年後の正社員求人の注意点

    シニア世代・定年後の正社員求人の注意点

    シニアの正社員求人は、書類選考の後に採用のための面接があります。面接の際に心得ておきたいことは、まずは「前向きな受け答え」です。未経験で就業するような職業の場合、業務内容をこなせるかというような質問があるでしょう。その場合は抽象的に「頑張ります」ではなく、「先輩などの指導を仰ぎながら努力します」のような具体的な内容が含まれているほうが好感を持たれるようです。

    志望動機についても必ず聞かれますので「自宅から近い」は「近隣にあり親近感がわく」、「短時間で楽」は「余暇とのバランスがとれる」など膨らませた表現を使ってみましょう。慣れないことが多い職場では、初めてのこと、勤務時間帯の希望もあらかじめ伝えておくことが先決です。勤務体制が決まってからでは、言いにくいばかりか、変更することで他にも迷惑がかかります。

    同様に、気になる持病などは、前もって伝えておくことで、病欠などの対処も容易になります。また採用担当者や面接官が若年層というケースでも、あなたは求職者の立場です。社会人として常識的なマナーをわきまえた態度で接することが求められます。面接では、「最後に何か聞きたいことは?」というような質問があることが一般的です。やる気を伝えるチャンスですので、就業までにできることや準備するものなど就業に対する意欲を表現しましょう。シニア求人面接も最終的には人となりを知るということが目的です。気負わず自分らしさを伝えたいという気持ちで臨みましょう。

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  • この記事の監修・著者プロフィール(株式会社クリエイト Webマーケティング担当)

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